ガルシアです。
こんな質問をいただきました。
「何かをするときに、ものすごくネガティブ側に
引っ張られてる感じがします」
「極端な例え話をすると、
寝ちゃダメだ！って思えば思うほど眠くなって、
寝なきゃ！って思うと眠れなくなるような感じです」
簡単に書いてみます。
通常なら「それは困りましたねぇ。。」
となって、どうすればいいのかという
対処法の話をするのでしょうが、
そういう話にはならないです。。
期待している方すみません、、
人間は快よりも不快に敏感です。
嫌なものは見逃しません。
不愉快なことがあれば、
わりと覚えています。
（ただし、人は、時間とともに、
辛いことは小さくなり、
楽しいことだけ記憶に残る、という
素晴らしい能力を備えています）
この方がたとえ話で挙げているように、
人は誰でも「寝ちゃダメだ！」
と思えば思うほど眠くなってしまいます。
大事な会議中とか、徹夜で勉強している時とか・・・
そして「寝なきゃ！！」と思えば思うほど、
目が冴えてきます。
そういうふうに出来ています。
もちろんそこには心のしくみがあるのですが、
長くなるので今日は割愛します。
でも、それが悩みになることはありません。
「寝ちゃダメだって思えば思うほど眠くなるんです」
という悩みを相談されたことはありません。
「どうすれば眠くならずに済みますか？」
という対処法を知りたい人は多いと思いますが・・
同じようなしくみで、
同じように引っ張られているのに、
片方は悩みになり、
もう片方は悩みにならない。
ということは、
引っ張られている、ということそのものよりも、
引っ張られることを、
「良くないことだ」「悪いことだ」
「なんとかしなければいけない」
とジャッジしていることが、
この悩みを生み出している原因だ、
ということです。
人は快よりも不快に敏感です。
だからこそ、
ネガティブに引っ張られてしまうことを
問題視しがちです。
でも、ネガティブに引っ張られること
それ自体は問題でもなんでもありません。
人間なら当たり前のことです。
そして、人間なら当たり前のことなら、
それで困ることはあっても、
それが悩みになることはありません。
転んで怪我をすれば、
足が痛くなります。
それで困ることはあっても、
悩みになるわけではないことと、
同じしくみです。
たとえどんなシチュエーションでも、
「ものすごくネガティブに引っ張られてしまう」
ということは、
そのくらい《行きたくてたまらない場所》
がある、ということです。
だったら、引っ張られてしまうかどうか、
なんて、そんなことはどうでもいいのです。
人間ならそんなことくらい、
いくらでもあるんです。
そんなことよりも、
そこをなんとかしようとすることよりも、
その《行きたくてたまらない場所》
のことだけを考える時間を、
「どうやって増やすのか」
「どうすればそこへ行けるのか」
だけに集中したほうが、
よほど早く目的地に
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