ガルシアです。
先日は月に一度の会員向けの、
ZOOM公開セッションでした。
今回もたくさんのご質問をいただきました。
みなさんありがとうございました。
健康のことや人間関係、
やろうとしてもなかなかできないこと、
お金に対する思い込み、
恋愛や反抗期について、
障がい者の方と保護者の方への接し方について、
アトピーのことについて、
コミュニケーションにおける読解力について
などなど非常に多岐にわたる質問をいただきました。
現在新規のカウンセリングは
約２年ほど停止していますので、
ぜひ月額の会員制度をご利用ください。
一昨日の質問の中でも出たのですが、
たとえ内容が変わっても、
わたしたちはあらゆる場面で、
自分自身に対して《ダメ出し》をしています。
そのことについて、ちょっと書いてみます。
「やれば出来るはずなのに、やらない」
「ついネガティブなイメージをしてしまう」
「やめようとしている習慣をなかなかやめられない」
「また身体に悪いものを食べてしまった・・」
などなど、日常のあらゆる場面で、
【自分自身の行動】や【出した結果】に対して、
わたしたちはついダメ出しをしてしまいます。
ちなみに、やれば出来るはずのことができないのは
人として当然のことです。
わたしたちは《できること》を
すべてやっているわけではありません。
あなたがそれをやっているのは
「できるから」では無いのです。
わたしたちが行動している動機は、
「できるから」ではなく、
《なりたい自分になるための行動》と
《なりたくない自分にならないための行動》
この二種類だけなのです。
「やれば出来るって頭では分かっているけれど、
どうしても出来ないんです」という悩みは、
「頭で理解できれば、行動できるはず」
という誤解がそもそもの悩みの原因です。
「そうするべきだ」と頭で考えていても、
あなたの心がついて来ていなければ、
あなたは行動することはできません。
少し長いですが、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
誰だって、目の前に嫌いな人がいれば、
嫌な気持ちになります。
嫌いなものを食べたら「マズい・・」
と感じて不快になります。
どちらも心のしくみは同じことです。
でも、味覚なら「マズい・・」と感じて、
そこで完結しているはずのことが、
嫌いな人の場合には、時として、
「嫌いって思っちゃいけない」とか
「そう思うからますます嫌いになってしまうんだ」とか
「そう思ってしまう自分の心に原因があるんだ」とか
「それは自分の心を反映している鏡なんだ」
などといろんなことを考えてしまいます。
冒頭に書いた、
「やれば出来るはずなのに、やらない」
「ついネガティブなイメージをしてしまう」
「やめようとしている習慣をなかなかやめられない」
「また身体に悪いものを食べてしまった・・」
とあなたが感じたこと自体は、
そこで完結しているのです。
問題は、そう感じたことを
「よくないこと」だとジャッジし、
そう感じた自分に対して、
ダメ出しをしている、ということが、
あなたの悩みを発生させている原因です。
もちろん、
「そんなことばかり考えていたら、
そのイメージが潜在意識に入っちゃうんですよね」
ということも事実です。
でも直接【そのこと】を考えないようにする、
という方法なんてありません。
入って欲しくないイメージに、
つい気を取られるからこそ。
だからこそ
大切なことは、
あなたがなにを不快に感じるのか、
ということではなく、
あなたがなにに快を感じるのか、
ということなのです。
どうなればあなたが不幸になるのか、
嫌な気持ちになるのか、については、
もう十分すぎるくらい、
あなたは詳しいのです。
でも、どうなれば幸せになれるのか、
心地よくなるのか、については、
まだまだぜんぜんぼんやりして、
ハッキリしていないのです。
大事なことなので、もう一度言います。
大切なことは、
どうなりたくないのか、ではなく、
どうなりたいのか、なのです。
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