ガルシアです。
先日こんな記事を書きました。
結局は自分の好みが分からなければ、
やりたいこともなりたい自分も、
分からないし、決断も出来ない、
ということについて書きました。
では、どうすれば自分の好みが見つかるのでしょうか。
自分の好みはどうやって見つければいいのでしょうか。
そもそも《好み》だということは、
《あなたの心が反応している》ということです。
その対象に対して「好きだな」
という気持ちが湧いている、ということです。
あなたの趣味や好きな食べ物や、
好きなアーティストは、
少なくとも知識や左脳で考えて、
好きになったわけでは無いはずです。
「気がついたら好きになっていた」
好み、とはそういうもののはずです。
ということは、
好みが分からない、ということは、
自分の心がいつ動いているのか、が
分からない、ということです。
心が動いていないわけじゃなくて、
動いているけれど、気がついていない、
ということなのです。
つまり、あなたの心が、
いつ、なにに反応しているのか、が
分かっていない、ということです。
これ、冷静に考えたら、一大事です。
えらいことです。
けっこう大変なことなんです。
つまり好みとは、
頭で考えたことじゃなく、
心が動いたこと。
好みとはあなたがその対象や出来事に対して、
快を感じた、と言うことです。
あなたの心が幸せを感じたと言うことです。
その瞬間が分からない、ということは
自分がいつ幸せを感じたのか、が
分からない、ということになってしまいます。
自分がいつ幸せを感じたのかが分からなければ、
自分にとって、なにが幸せなのか、
どうなれば幸せになれるのかが、
分からないのも当然です。
あなたの心が動いた瞬間が分からなければ、
好みなんか分かるはずがありません。
そんな、ある意味当たり前のことが、
本当に腑に落ちていたら、
今、好みが分からないのに、
《なりたい自分》や《やりたいこと》みたいな、
あなたの好み次第で決まるようなことを、
本やセミナーで考えようなんて、
最初から思わないはずです。
なりたい自分もやりたいことも、
全部あなたの好みから発生するものです。
わざと作ったわけじゃなく、
頭で考えたものでもなく、
気がついたら「好きになっていた」
《好み》とはそういうもののはずです。
好みが分からなければ、
なりたい自分もやりたいことも、
見つかるはずがありません。
それを「無ければいけない」
「作らなきゃいけない」
と本やセミナーで《やり方》を学んで、
頭で考えて作ろうとしても、
作れるはずがありません。
そこで無理やり作ったものは、
あくまでも頭で作ったものです。
あなたの心に《いつの間にか》
芽生えたものではありません。
だからこそ、ホンモノである可能性は
限りなく低いのです。
だからこそ、そこに向かおうという情熱が
今ひとつ湧いてこないのです。
あなたの心が快を感じた瞬間さえ見逃さなければ、
あなたの好みはすぐに見つかります。
食べ物や趣味などの好み以外の、
仕事中や人間関係の中で感じた、
ちょっとした心地よさや達成感を、
丁寧に拾っていけば、
その瞬間にあなたの心が《快》を感じていることに
もっともっと気がつくはずです。
あなたの心が感じた《快》を
集めていくときに大切なことは
《良かったこと》や《出来たこと》ではなく、
嬉しかったかどうか、
楽しかったかどうか、ということ。
良し悪しや出来たか出来ないか、
は頭で判断することです。
出来て嬉しかったり、
良かったな、と嬉しかったりしたら、
それはあなたの心が感じた《快》です。
良かったかどうか、
出来たかどうか、ではなく、
判断基準はあくまでも、
嬉しかったかどうか、
楽しかったかどうか、
【あなたの心が《快》を感じたかどうか】
なのです。
これから先、
あなたの心が幸せを感じた瞬間を
丁寧に拾っていけば、
あなたの好みはすぐにハッキリします。
今見つかっていないのなら、
これから見つけていくしかないのです。
今はまだ分からない、
集まっていないのなら、
そこが今のあなたの現在地です。
そこをスタートラインにして、
これからあなたの快を、
少しずつ集めていく以外に、
あなたの好みをハッキリさせる方法なんて、
あるはずがないのです。
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