ガルシアです。
「思い込みがあなたを変える」
と言われます。
「人はセルフイメージ通りの人間になる」
とも言われます。
セルフイメージとは、
自分で自分のことをどう思っているのか、
ということです。
自分のことをそう思っていたら、
そう思っているような人間になる、
ということです。
思い込みとは、
あなたがいつの間にか
「そうに違いない」と
思い込んでしまったことです。
《思い込んでしまったこと》ですから、
わざとやったわけではありません。
自分の意思で思い込んだわけでもありません。
《思い込み》ですから、
いつの間にか作り上げられたもの、です。
そう思い込んでしまったら、
あなたは無意識のうちに、
《その自分》としての判断をし、
行動し、結果を出してしまいます。
そりゃあ、誰だって、
自分のことをそう思い込んでいたら
そうなってしまいます。
あなた自身が《思い込み》だと思っていなくても、
あなたには無数の思い込みがあります。
もちろんそこに良いも悪いも無くて、
あなたにとって都合の良い思い込みと
都合の悪い思い込み、
つまり、無くなったほうがいい思い込みと、
ずっと残しておきたい思い込みがあるだけです。
「我慢強い」
「短気だ」
「身体が弱い」
「わりと健康だ」
「この病気はなかなか治らない」
「お金持ちになるのは難しい」
「お金を稼ぐのは簡単だ」
「わたしは運が悪い」
「どうせ誰も相手にしてくれない」
「なにをやっても、うまくいく」
「なにをやっても、うまくいかない」
「もうこんな年だから」
「今さらやっても間に合わない」
それがあなたのセルフイメージです。
今のあなたがそう思っていないものを、
「そう思い込みましょう」と言われても、
簡単に思い込むことはできません。
これはみなさんすでに体験済みだと思います。
いつの間にか出来上がっていくもの、
それが《思い込み》
つまりあなたのセルフイメージです。
だからセルフイメージは、
あなたの意思で意図的に
変えたり作ったりできないのです。
「早く病気を治さなきゃ」
と思っている人のセルフイメージは、
病気を治す人＝つまり病人です。
でも、
「早く元気になりたいなぁ」と
元気になった自分を楽しみにしている人は
《元気になった自分》というイメージに、
楽しいという感情が伴っていますから、
《元気になった自分》というイメージが、
潜在意識に届けられます。
それが何度も数えきれないほど繰り返されると、
その人のセルフイメージは、いつの間にか、
《元気になる人》に変わります。
変えようとしなくても、変わります。
あなたがやろうとしていることに対して、
あなたはいつの間にか、
無意識のうちに難易度を決めています。
それがあなたの思い込みです。
あなたが「これは難しそうだ」
と思えば思うほど、
《その難易度に挑む人》という、
思い通りのあなたになるのです。
大切なことは、
「そう思うようにしよう」でも、
「そう思い込んでみよう」でも、
「そう思わないようにしよう」でもなく、
結局は、あなたがどんなイメージを
潜在意識に届けているのか、
ということです。
そして、そのイメージは、
「そうなったらどんな感じがするのかなぁ」と
なりたい自分を楽しみにさえしていれば、
自然と潜在意識に伝わっているのです。
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