ガルシアです。
よく「心と身体を鍛えましょう」と言われています。
でもそれだけでは健康にはなりません。
大切なところが抜けています。
短めですが簡単に書いてみます。
身体を鍛える、というと、
筋トレやスポーツや武道を思い浮かべます。
たしかにそれで身体を鍛えることができます。
ボディービルダーもマラソン選手も、
見た目は違っていても、
その人の目指す方向へ鍛えられています。
筋肉は見た目に分かりやすいので、
鍛えたかどうかが、すぐに分かります。
それに比べて心は見えないので、
身体と同時に心も鍛えないと、
バランスがおかしくなる、と言われています。
身体と同時に心も鍛えることによって、
目には見えないけれど、
打たれ強くなったり、
諦めない気持ちや、
多少のことでは落ち込まない、
健全な精神を作ることができます。
武道は心も身体も両方鍛えるので、
バランスが取れているように思えますが、
じつはそれだけでは足りません。
心を鍛えるのと同時に《脳》もまた
同じように鍛えられていなければ、
心で起きていることを
うまく処理することができません。
心ばかりが発達しても、
脳が鍛えられていなければ、
自分の感情や気持ちを
うまく処理できずに、
持て余してしまいます。
あなたが確かに感じているように、
脳と心の場所は違います。
また、身体を鍛える、と言っても、
身体は筋肉だけで
できているわけではありません。
内臓や血管などのあらゆる臓器の働きや、
免疫力などの身体の内部の働きも含めて、
そのすべてがあなたの《身体》なのです。
見た目の身体だけが頑丈でも、
免疫力が低ければ、
筋骨隆々でもすぐに
風邪をひいてしまったりします。
一流の武道家でも、
暴飲暴食を続けたり、
逆にストイックな生活を続けてしまうと、
内臓の病気にやられてしまうことが
よくあります。
身体だけを鍛えても、
健康度が上がるわけではありません。
筋トレをしても免疫力とは無関係です。
そればかりか激しい筋トレ直後は、
かえって免疫力は下がっています。
内臓、というか体の内部、
末端の神経や血管や、
ホルモンバランスや内分泌系や
代謝などのエネルギー生成も含めて、
ちゃんと鍛えることが、
あなたの健康度をアップします。
心も身体も大切だけれど、
それと同じように、
脳と内臓の健康度も大切です。
この４つがうまく鍛えられて初めて、
わたしたちは健全に生きていくことが
できるのだと思います。
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