ガルシアです。
「やりたいとは思っているんですが、
自信が無くて、
失敗したらどうしよう・・
と思うとなかなか行動できなくて・・」
という悩みをよく聞きます。
でも、
なにかをやろうと思ったときに、
ほんとうに自信って必要なんでしょうか。
そもそも《自信》とはなんでしょうか。
今までに何度もやっていて、
そのたびにうまくいった。
この次もどう考えても失敗する気がしない、
という時、人は、
「自信がある」と言います。
つまり《自信》とは、
「次もこうなるに違いない」という
未来に対する《確信》です。
だから、自信とは、
何度もやっていくうちに、
《知らず知らずのうちに》
身についてくるものであって、
「身につけよう」と思って、
身につくようなものではありません。
「気がついたら自信が持てるようになった」
そういうものだと思います。
だから、もちろん、
やらないうちから自信が身につく、
なんてことはありません。
やったことが無ければ、
自信が無いのは当たり前なのです。
素振りをしたこともない人が、
「打てる気がする」はずは無いのです。
今までにやったことが無くても、
過去の経験や、似たようなものであれば、
「なんとなくできるような気がする」
くらいの自信は持てるのかもしれません。
でも、自信がない人に対して、
「やってみなけりゃ分かんないんだから、
とりあえずやってみたら？」
というアドバイスは、
決して「自信を持て」
と言っているわけでは無いのです。
やったことが無くても、
特に自信なんかなくても、
「やってみなきゃ分かんないんだから、
とりあえずやってみよう」と思う人がいます。
この人は決して、
自信があるからやってみようと
思っているわけではありません。
「自信がない・・」と悩んでいる人は、
「何かをやる前には、自信を持たなきゃいけない」
という思い込みがある人です。
でも、やる前に自信がつくはずが無い。
自信がないからやれない。
これだと、いつまでたっても
取り掛かることができません。
「やってみなきゃ分かんない」と言う人は、
自信がなきゃいけない、とは思っていない、
ということです。
やる前に自信が無いのは
当たり前のことなので、
そんな当たり前のことは
《気にもしていない》のです。
あなたに自信があるかないかは、
どうでもいいことです。
「自信がなきゃいけない」
「自信を持たなきゃいけない」
という思い込みが、
「自信が持てなくて・・・」
という悩みを発生させています。
「やってみなきゃ分かんない」
と言っている人は、
やりたいことがある時に、
「どうすれば出来るのか」
「どんな練習をすればいいのか」
「どんな資源や人脈や資格や資金が必要なのか」
「うまくいくためにはなにが必要なのか」
を考えているだけです。
事前に具体的に準備できる物は、
できるかぎり事前に準備し、
そのほかのよく分からないものは、
やりながら考えて修正していく。
みんなそうやっているだけです。
自信があるからやったわけでは無いのです。
自信があるからやっているのではなく、
自信が無くてもチャレンジしている、でもなく、
自信があるか無いかを
《気にしていない》のです。
やったことが無ければ、
自信が無いのは当たり前です。
その、当たり前のようにそこにあるものを、
「あってはいけない」と思ってしまうから、
それが《ある》ことに悩んでしまうのです。
そこに《それ》があることが
当然だということが分かれば、
「自信がない」という状態に対して、
悩むことも無くなるはずです。
自信とはあってもなくてもどちらでもいい、
のではなく、
そんなものがあるか無いか、ということを
そもそも気にする必要は無いのです。
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