ガルシアです。
一昨日と昨日の記事のついでに、
《怒り》という感情についても書いてみます。
昨日と一昨日の記事はこちら
怒りも感情の一種ですから、
その時にそう感じてしまったものは
取り返しがつきません。
そう感じてしまったものはしかたがないのです。
感情をコントロールしたいと望むのは、
厳密には感情ではなく、
受け止め方をコントロールしたい、
ということです。
もう少し丁寧に説明してみます。
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あることで激しく怒ってしまった。
そのあとで「あんなに怒らなきゃよかった・・」
と反省して「もっと怒りをコントロールしたいな」
と思ったとします。
これは厳密にいえば、
《未来の自分》に対して、
「こんなふうになりたいな」と思った、
ということです。
怒ってしまったのは過去の出来事です。
反省しているのが今の時点なら、
「次はあんまり怒らないようにしたいな」
というのは未来の自分に対するイメージです。
これは感情をコントロールする、というよりも、
次に同じことが起きたら、
今度はあまり怒りがこみあげてこないような
受け止め方をしている自分になりたいな、
ということです。
つまり、起きた事実に対して、
次は《受け止め方》を変えたいな、
と思っているのです。
つまりこの話は、
《怒り》という感情についての話ではなく、
出来事が起きた時の受け止め方、
つまり《起きた出来事に対してどんなイメージをしてしまうのか》
という《イメージ》の話なのです。
次に直接、怒りという感情について書いてみます。
怒りをコントロールする方法として、
「怒りは長続きしないから
数秒待てば消えていく」
とよく言われていますが、
これは本当でしょうか。
対処療法とか応急処置なら、
それでもいいのかもしれませんが、
これを続けていけば、
だんだん怒らなくなる、
というわけでは無いので、
これでは根本的な解決にはなりません。
いつもいつも数秒待ってばかりいると、
いつもいつも我慢しなければ
いけないことになってしまいます。
怒り=我慢すべきこと
になってしまうと、
恐らくそのうちに、
数秒待つことにフラストレーションを
感じるようになるはずです。
そしてそのうち、
数秒待つことに怒りを感じてしまったら、
それこそ本末転倒です。
誰だって、我慢したばっかりに、
「あのときもっとハッキリ怒っておけばよかった」
と思ったことくらいあるはずです。
「我慢したほうがいい」も
「我慢しなくていい」も
どちらもしょせんあなたに
良し悪しを押し付けているだけなのです。
あるいは、怒りもまた、
味わい尽くせば消えるのかと言えば、
結果は昨日書いたように、
何度も反芻してしまえば、
怒りはかえって増幅されてしまいます。
結局は、あなたが
「どのくらい我慢している自分になりたいのか」
「どのくらいハッキリと怒る自分になりたいのか」
という問題なのです。
正しいか間違っているかではなく、
《起きた出来事》に対して、
どう反応している自分に憧れるのか、
という《好みのあなた》がハッキリしない限り、
いつまでたっても、
「どっちに向かえば幸せになれるのか」の
答えは出ないのです。
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