ガルシアです。
昨日の続きを書いてみます。
トラウマやマイナスの感情に対して、
「感情を感じ尽くしましょう」とか
味わい尽くしましょう、と言われます。
味わい尽くせば解消される、
とも言われています。
ほんとうなのでしょうか。
もちろん昨日の記事でも書いたように、
前提として、感情に良いも悪いも、
プラスもマイナスもありません。
そもそも無いものを、
何とかする必要は無いのですが、
それだとここで話が終わってしまうので、
感じ尽くせばどうなるのかを書いてみます。
昨日の記事はこちらから
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潜在意識はあなたの
イメージを受け取ります。
潜在意識はあなたの
《感情の伴ったイメージ》を受け取ります。
感情さえ伴っていれば、
それが現実に起きていることであろうと、
あなたの妄想であろうと、
そのイメージは潜在意識に伝わってしまいます。
もちろん潜在意識に、
イメージと現実の区別なんてつきません。
感情を味わい尽くす、ということは
その時のことをイメージして、
感情をこめて思い出している、
ということです。
あなたが感情を味わっている間、
あなたはずっとその時のことを思い出しています。
思い出している、ということは、
イメージしている、ということです。
そして、もちろんそのイメージには
とても強い感情が伴っています。
だから、あなたがイメージしながら
感情を味わっている間、
そのイメージは潜在意識に
繰り返し何度も何度も伝わり続けてしまいます。
そして、潜在意識はイメージと
現実の区別がつかないので、
あなたがまた同じ体験をしていると思ってしまいます。
つまり、感情を味わい尽くしている間中、
またなんども繰り返しそれを体験しているのと、
心の中では同じことが起きているのです。
でも、あなたはその感情を浄化したかったはずです。
繰り返しなんども体験したかったわけでは無いはずです。
それでも心の中では、
《繰り返しそれを体験した人》
になってしまいます。
それでも、味わい尽くすと、
《浄化》されたような気がするのは、
なぜでしょうか。
今まで「我慢しなければいけない」
「感じてはいけない」と思っていたものが、
「感じてもいいのだ」という許可がもらえたからです。
感じてはいけない、という思い込みから
あなたの心が解放されたからです。
あるいは場合によっては、
今まで誰にも言えないことが、
初めて言えてスッキリしたからです。
本来そこに無いはずの、
〇か×か、正しいか間違いか、という観点で、
ダメだと思っていたことを
「いいよ」と言ってもらえたからです。
もちろんそれでは正誤や善悪という世界観からは
一歩も外へ出ていません。
その体験を「感情が浄化された」と考えてしまうと、
必ず次の《浄化したい思い出》を探し始めます。
あるいはまた
「汚れた時に綺麗にしなきゃ」と思ってしまいます。
これではキリがありません。
味わい尽くしていないことが、
原因ではありません。
浄化していないことが、
悪いわけでもありません。
今の状態を良くないことと捉えて、
「何とかしなければいけない」
という思い込みこそが、
そのループを生み出している犯人です。
感じてはいけない、とか、
感じてもいい、とか、
味わい尽くさなければいけない、とか
「何とかしなければいけない」
という、物事を良し悪しで判断する思い込みが無ければ、
《浄化》なんかしなくても、
あなたはその感情が《気にならなく》なるはずです。
あなたの潜在意識は汚れたりしません。
潜在意識が汚れたり濁ったと考えてしまうことが、
なによりもあなたの潜在意識に失礼だし、
あなた自身にも失礼なのです。
あなたの潜在意識は、
汚れたりなんかしないのです。
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