ガルシアです。
昨日こんな記事を書きました。
今日はちょっとその補足です。
そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけは、
対人関係でストレスを抱えている方は、
「相手さえ変わってくれたらいいのに・・」と、
「結局変わらないんだから、諦めるしかない」
の二つの間で、
「変わってくれたらいい」という願いも捨てきれず、
「諦めるしかない」と思っても諦めきれず、
板挟みになっていることが、
多いんだろうな、と思ったからです。
そんな時に他人に相談しても、
たいていの場合は、
「諦めるしかないよ」
「無視すればいいんだよ」
「過去と他人は変えられないよ」
という《ほとんど》参考にならない
無責任な答えしか返ってきません。
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また、それをプロに相談したとしても、
「相手を変えようとするのではなく、
まずは、あなたが変わればいいのです」
などと、これもまた非常に
出来もしない答えしか返ってきません。
ハッキリ言って、そんなに簡単に
自分を変えられるのなら、
誰も苦労はしないのです。
相手に変わって欲しい、と望むのも、
諦めるしかない、と思うのも、
「あなたが変わればいいのです」
というアドバイスをしてしまうのも、
すべては、
《相手との関係性》が問題を発生させている、
と思っているからです。
思っているからです、と言ったのは、
ほんとうの原因はそこでは無いからです。
そこを勘違いしてしまうと、
さらに悩みは深くなってしまいます。
でも、相手を変える必要も、
変わらない相手を諦める必要も、
あなたが変わる必要も、
「変わらなきゃ！」と
思う必要もありません。
昨日の記事にも書きましたが、
そんな時は、
「憧れの自分ならどうするか」
だけを考えてみてください。
「どうしなければいけないのか」ではなく、
「素敵な自分ならどうするのか」です。
その相手に対して、
どんな対応をしている自分なら素敵なのか。
どんな対応をしている自分になりたいのか。
憧れの自分なら、どう対処しているのか。
それだけを考えてみてください。
この場合、
その相手が好きか嫌いかなんて、
どうでもいいのです。
相手の好き嫌いは関係ありません。
だから、このやり方は、
あなたが好きな人に対しても、
同じように使うことができます。
ここでのポイントはあくまでも、
あなたが素敵だと感じられるかどうか、です。
素晴らしいかどうか、ではありません。
憧れの自分、というのは、
世の中でいう理想的な人間ではありません。
あくまでもあなたの《好みのあなた》です。
あなたの憧れのイメージが、
どれだけ人格的に素晴らしい人間であろうとも、
そんな《自分》をあなたの心が
「魅力的だな」と感じていなければ、
あなたの心は動きません。
心が動かなければ、
いくらイメージしても、
「やってみようかな」とは
思えないはずです。
あなたの心が動かないということは、
そのイメージは、
ほんとうはあなたの好みではない、
どこかで刷り込まれた、
「目指さなければいけない自分」
だということです。
そのイメージは、
あなたにとって《なりたい自分》などではなく、
人間関係を解決するために、
《ならなければいけない》と思っている
頭で考えた素晴らしい自分、
なのかも知れないのです。
こちらの記事も参考にしてみてください。
結局は、
「どんな自分が好みなのか」という、
あなたの好みが、これから先、
少しずつでもハッキリしていけば、
「憧れの自分ならどうするのか」
という質問にも、これから先、
少しずつ答えていけるように
なっていくはずなのです。
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