ガルシアです。
わたしたちは「あれが欲しいな」とか
「こんなことをやってみたいな」と
考えているつもりでも、
いつのまにか《できそうなこと》ばかりを
考えている、ということがよくあります。
自分ではやりたいことや欲しいものを
自由に妄想しているつもりでも、
いつのまにか考えている内容が
パターン化してしまい、無意識のうちに、
《今の自分が出来そうな》範囲の中で
夢を考えていることが多いのです。
もちろんそれは
「突拍子もないことを考えましょう」
という意味ではありません。
でも、夢を考える時に、
つい「出来そうかどうか」を
基準にしてしまっていることは
ないでしょうか。
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もちろん、出来そうもない夢を描いて、
「出来ると思いこみましょう」
「出来ると思いましょう」という話ではありません。
それだと《出来るか出来ないか》という世界観の中で
「出来ないと思っていることを出来ることへ」
にしようとしているに過ぎません。
その思考では《出来るか出来ないか》という
世界観から一歩も外へ出ていません。
相変わらず、出来るか出来ないかを
基準にしていることに変わりは無いのです。
そうではなくて、
今のあなたが出来るか出来ないかは、
いったん脇に置いておいて、
「もしもこうなったらどんな感じがするのかな」
とあなたが考えただけで
胸が疼くような、ドキドキしてしまうような、
もしもそうなったとしたら、ちょっとたまらないな、
と思えるようなことはなんでしょう。
それがあなたの【ワクワク】です。
ちょっと忘れていたけれど、
昔やりたいと思って諦めてしまったこと。
今の自分からは遠いけれど、
リアリティーを持ってイメージできること。
今すぐは無理だけど、
ほんとうにそうなったら、
ちょっとゾクゾクするようなこと。
あなたがその夢に「胸をときめかせてしまった」
ということは、じつはそれは、
潜在意識からの「出来るよ」というサインなのです。
わたしたちは「出来そうかどうか」を基準に、
夢を考えているときには
知らず知らずのうちに、
すごく狭い視野になっています。
でも、その《出来そうか、出来そうもないか》
というフィルターを外して、
やりたいことや「こうなったらたまらないな」
ということを考えたとき、
初めて、自分のイメージ出来る範囲を
広げることができます。
今のあなたにとって、
「こうなったら、ちょっとたまらんな」
と思えるような夢はなんですか。
その夢に、もしもあなたがドキドキしてしまったら、
それは「できるよ」ということなのです。
あなたがその夢を叶えるかどうかは別にして、
「出来るよ」ということです。
もしもあなたが、その夢にドキドキしてしまったら、
「しょうがないな、これ出来ちゃうんだな・・・」
と思ってあきらめてください。
もちろん、
あなたの夢がすべて叶うわけではありません。
中にはかなわない夢もあるでしょう。
でも、叶うかどうかが問題なのではなく、
あなたがドキドキした、ということは
叶えるかどうかは置いておいて、
あなたにはその能力があるよ、ということなのです。
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