ワクワクで行こう♪~心の方程式~

本当はそうだったのか!目から鱗の心理学 なぜどの方法も上手くいかなかったのか。 その理由と心のしくみをお話します。

《重要度》と《緊急度》のマトリックスに潜む心の落とし穴

ルシアです。

今日は成功哲学自己啓発などでよく知られている、

《重要度》と《緊急度》のマトリックスについて、

ちょっと違う角度から書いてみます。

詳しく書くととてつもなく長くなってしまうので、

できるかぎり簡単に短く書いたつもりですが、

それでもけっこう長くなってしまいました・・・

ご存じない方はこちらを参考にしてみてください。

 

く知られているように、

この表を使う目的は時間管理のためです。

あなたの人生をもっと有意義に、

無駄なことに時間を使わないために、

なにを優先すればいいのか、

あぶりだすための表です。

そのために《重要だが緊急では無いもの》を優先し、

《緊急でも重要でもない》無駄なことに費やす時間を

少しでも減らし、ゼロにすることが必要だとされています。

 

ちろん、あなたの人生にとって、

充実した将来の準備となる

《重要だが緊急では無いもの》を

優先することはとても大切です。

そして、また《重要でも緊急でもない》

いわゆる《暇つぶし》などの《無駄な時間》

を減らすことも大切でしょう。

自分のタスクを整理するのにうってつけの、

とても便利な表にしか見えないと思います。

 

も、

潜在意識のしくみから言うと、

一概にそうだとも言えないのです。

以下、その理由を3点ほど書いてみます。

 

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ず、大原則として、潜在意識には良いも悪いも、

善悪も正誤もありません。

《正解》という答えが無ければ、

そのタスクが《重要》なのか《緊急》なのか、は

判断のしようがありません。

それを重要視することが「正解だ」という確信がなければ、

この表にタスクを書き込むことはできません。

自分の価値観に基づいて、

それを緊急だとジャッジするためには、

正解か不正解かという判断力が必ず必要です。

 

たつ目に、

あなたの行動の先には必ず《なりたい自分》がいます。

それをやる自分になりたいのか、

やらない自分になりたいのか。

ほんとうにその先の自分になりたければ、

わたしたちはその行動を「取りたく」なります。

その先の自分に憧れなければ、

いくら目先に快楽があったとしても、

その行動を「取りたく」はなりません。

目先の快楽に溺れてしまうのは、

じつは自分の《好み》がハッキリとしていないからです。

まさに《目の前》しか見えていないから、

その先にある将来の自分《なりたいかなりたくないか》

という判断力がまだできていないからです。

 

先順位はつねに《なりたい自分順》です。

緊急か重要かではなく、

どの順番で終わらせる自分になりたいのか、

どれを先に終わらせる自分になりたいのか。

わたしたちはそういうWANTSでしか動けないようになっています。

それを左脳で考えて、タスクを分類し、

「この順番でやるのが自分の人生にとって正解なのだ」

と無理やりMUSTでやろうとすると、

ますますヤル気がなくなったり、

動けなくなったりしてしまいます。

このあたりはこちらの記事を参考にしてください。

 

っつ目が一番大切なことです。

じつはこのマトリックスは、

無意識のうちにあなたの《ちいさな快》を否定し、

この表を活用しようとすればするほど、

その《快》に罪悪感を感じるようになっています。

 

要でも緊急でもないものを減らしていくのは、

充実した人生のためには、

一見とても良いことのように思えますが、

じつはそうでもありません。

ここに入る事柄は《暇つぶし》とも呼ばれます。

無意味、無駄なことだ、ということです。

でも、その他の3つの欄に入るタスクが、

結局はすべて《やらなければいけないこと》なのに比べて、

《重要でもなく緊急でもない》に入る項目はすべてあなたが

《ついついやってしまったこと》です。

この時間管理のマトリックスは、

《やらなければいけない》と思っていること3つと、

《やってしまったこと》でできています。

 

ってしまった、ということは

あなたが嫌々やったわけではなく、

ついついやってしまった、ということです。

時には「やっちゃいけない」と思いながらも、

ついダラダラとやってしまったことです。

そして、それをやっているとき、

あなたはほんの少しでも楽しかったはずです。

でも、そのときのあなたは、

このマトリックスに対する「やらなきゃ」

という気持ちが強ければ強いほど、

同時に罪悪感も感じていたはずです。

 

して終わった後に、

「あ~、またこんな無駄なことに時間を費やしてしまった・・・」

と思ったはずです。

そうでなければ、

そもそも《重要でも緊急でもない》という欄に、

その行動が入っていないはずです。

無駄なことをした、と思っているからこそ、

ここにその項目が入っているのです。

 

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とえどんなにささやかでも、

ここに入っている項目は、

あなたにとって《快》だったはずです。

でもそのことに対して《罪悪感》を感じてしまう。

その状態で《ちいさな快》など見つかるはずがありません。

あなたにとって《ちいさな快》が、

無意識の中で「やってはいけないこと」

「暇つぶし」「無駄な時間」

になってしまっているからです。

 

んな思い込みの中で

《罪悪感を感じていないちいさな快》

だけを探そうとしても、

それでは心ではなく、

あなたが「良い」と頭で判断した快だけに

なってしまいます。

そんなものをいくら集めても、

いつまでたっても、

あなたの《好みの生き方》がハッキリすることはありません。

 

こにあなたが入れた項目はすべて、

《無駄なこと》なんかではありません。

だからそれをやってしまったあなたも

決して《ダメ》ではないのです。

《重要でもなく緊急でもない欄》に入っているのは、

《これよりも他に、もっとやりたくてたまらないことがなかった時間》

が入っているだけです。

 

の項目を減らそうとする作業は、

あなたにとって

《罪悪感を感じるちいさな快を減らす作業》になってしまうのです。

ちいさな快には「感じていいものと感じてはいけないものがある」

「罪悪感を感じる快と、罪悪感を感じない快がある」

そんな思い込みに縛られずに、

あなたにとっての《快》をもっと探して、

あなたが《快》に敏感になれば、

もっとやりたいことが見つかります。

もっとなりたい自分になりたくてたまらなくなります。

そうなればきっとあなたは、

そんなことをやっている場合では無くなるのです。

 

「部屋を片付けなきゃ」と思っていても

ついダラダラとゲームをしてしまう。

でも、もしも明日、始めて彼女が部屋に遊びに来るのなら、

きっとゲームなんかしている場合じゃなくなって、

部屋を片付けるに決まっています。

 

切なことは、

あなたがせっかく感じた《快》を否定して、

罪悪感を感じるものを無理に減らしていくことではありません。

今はあなたが罪悪感を感じるような《暇つぶし》も

他にもっとやりたいことがたくさん増えれば、

気付いたらいつの間にか、

そんな《暇つぶし》なんて無くなっているに決まっているのです。

やっぱりかなり長くなってしまった・・・


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5月26日(土) 大阪DXコース第4期スタート

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