ワクワクで行こう♪~心の方程式~

本当はそうだったのか!目から鱗の心理学 なぜどの方法も上手くいかなかったのか。 その理由と心のしくみをお話します。

読む力のない子どもたち 大事なのは「読む」力だ!~4万人の読解力テストで判明した問題を新井紀子・国立情報学研究所教授に聞く

ルシアです。

ちょっと気になる記事があったのでご紹介します。

ツイッターをやっていると、いろんな方からのリプライがある。

(中略)

様々な考えがあって当然なので、私の意見や感じ方に同意や共感しない人がたくさんいるのは不思議でもなんでもないのだが、こうしたリプライには、トンチンカンな反応が少なくない。

私が書いてもいない……どころか、考えたこともない「主張」に激しく反論するものも、かなりある。

「私の書いたことの意味が分かってないのではないか?!」

「文脈が読み取れていないのではないか」

と感じることは、しばしばだ。

 

ツイッターはやっていませんが、

FaceBookにシェアしたブログにいただくコメントなどに

そう感じることがしばしばあります。

最初は「どう読めばそう取れるんだろう・・」と思っていましたが、

たしかに昔に比べたら、

日本人の読解力は落ちてきているのかもしれません。

 

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立情報学研究所の新井紀子教授が

リーディングスキルテスト(RST)というのをやっているそうで、

これはどういったテストなのかというと、

(1)主語述語や修飾語被修飾語など、文を構成する要素の関係(=係り受け)の理解 

(2)「それ」「これ」などの指示代名詞が何を示すか(=照応)の理解

(3)2つの文が同じ意味を表すかどうかを判断する力(=同義文判定)

(4)文の構造を理解したうえで、体験や常識、その他の様々な知識を動員して文章の意味を理解する力(=推論)

(5)文章と図形やグラフを比べて内容が一致するかどうかを認識する力(=イメージ同定)

(6)文章で書かれた定義を読んで、それと合致する具体例を認識する能力(=具体例同定)――についての力を調べる。

という6つの観点から、

いわゆる国語力を判定するテストなのだそうですが、

最近の子どもたちは、

この力が驚くほど落ちてきているらしいのです・・ 

 

教科書が読めてない子がたくさんいる、ということです。文章を読んでいるようで、実はちゃんと読んでいない。キーワードをポンポンポンと拾っているんです。○○と○○と○○という言葉が出てきたら、こんなもんだろう、というような。『……のうち』とか『……の時』『……以外』といった機能語が正確に読めていない。実は、それはAIの読み方に近いんです。

 AIにとって、Wikipediaを丸暗記するとか、医学論文を何百万件蓄積することは、実に簡単。そうして蓄積したデータに対し、いくつかのキーワードを使った検索をして、病名診断であれば『○○病の可能性がある』とか、歴史の問題であれば『オスマントルコである可能性が高い』という答えを出す」

 

で、この読み方だとAIの読み方に近い、とありますが、

たとえばこの読み方だと、

「イタリア料理店」と「イタリア料理店以外」が

同じ意味になってしまいます。

これだと、国語の問題ではなく、算数の問題も解けない、 

ということになってしまいます。

算数や数学の解き方の問題以前に、

設問の意味が分からない、と。

たとえばこの問題ですが、

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中学生が12.3%、高校生でも27.8%

不正解率じゃなくて正解率が、ですよ!!

高校生でも3人中1人しか正解しないなんて!!

ちゃんと読めば分かるのに!

まさか、このテスト、

テスト時間に比べて、設問の量がハンパなく多くて、

斜め読みしないと時間が足りなくなる、とか

そんなトラップは無いですよね・・・

新井先生もこうおっしゃっています。

基本の読みとか論理的推論ができない子は、いくら知識を教えても、それを整合的に使えるようにならないんです。学力の差が、知識量とかやる気の問題であれば、勉強したくなった時にやればいい、とも言えますが、そうではなくて、『読める』かどうか、が大きい。読めている人は、それほど痛痒なく受験勉強をやって、入試を突破する」

 

のクライアントの塾の経営者の方も

同じようなことをおっしゃっていました。

国語力がある子どもは、成績が伸びやすく、

国語力が無い子どもは、なかなか成績が伸びない。

分かっていないのに、分かった気になってしまう。

分かっていないことになかなか気付いてもらえない、

出来たから、分かったのかと思って、

似たようなほかの問題をやらせると、

まるで解けない、と。

 

らに続きます。

 アミラーゼという酵素グルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。

 この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

 

 セルロースは(     )と形が違う。

(1)デンプン  (2)アミラーゼ  (3)グルコース (4)酵素

 答えはもちろんデンプンですが、

「某新聞社の論説委員から経産省の官僚まで、なぜかグルコースを選ぶので驚きました」

だそうで、新聞社の論説委員経産省の官僚までが、って、

まさかの結果で、かなり危機的状況だと思います。

飛ばし読みしたから読み間違えたんだ、なんて言い訳は

通用しない世界で仕事をしているはずのなのに。。

 

は昔と比べて、子どもたちも

あまりにもインプットの量が多すぎる気がします。

学校の勉強だけではなく、塾もあるし、

スマホの画面を見たり、と、

情報が一方的に流れ込んでいる時間が長すぎて、

自分の頭でゆっくりなにかを考える、

ということが一日の中でほとんど無いのでは、と思います。

昔のように、ちゃんと読み聞かせたり音読したり、

小説を読んだりしないと、

このあたりの読解力は、

一朝一夕ではなかなか身につかないと思います。

 

事なのは「読む」力だ!

~4万人の読解力テストで判明した問題を新井紀子国立情報学研究所教授に聞く


<今後のセミナースケジュール>

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1月31日(水) DX5回目補講 (DX生、卒業生対象)

2月18日(日) コミュニケーションが変わる!男女セミナー

2月24日(土) 大阪 第4回 キャッシュフローゲーム勉強会

2月25日(日) 東京 第2回 キャッシュフローゲーム勉強会

3月11日(日) 大阪1DAYセミナー

3月25日(日) クローズドセミナー コミュニケーションが変わる!男女セミナー

4月21日(土) 大阪1DAYセミナー

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