ガルシアです。
以前になんどか書いたことがありますが、
悩んでいるのは《良い》か《悪い》かで考えているからです。
その証拠に、悩んでいないときは、
良し悪しが分かっているから悩んでいない、
のではありません。
《良し悪しが分かれば悩まない》
のであれば、
すべてのことに正解がある、
ということになってしまいます。
そんなはずはありません。
ぼくらは誰だって、
「人生に正解は無い」ということを知っています。
あまりにも今さらすぎて、もしも誰かに
「人生に正解は無いんだよ」なんて言われても
「そんなことくらい分かってるよ」
と思うだけで、
「へ~、そうなんですね」
なんていう人はいないと思います。
それでもぼくらは悩んでいるときには
ついつい「どうすればいいんだろう・・」
という質問を脳に投げかけてしまいます。
あなたがどんなに考えても答えが出ないのは、
《どんな選択にも正解は無い》
ということを知っていながら、
正解や良し悪しをつい探してしまうからです。
あなたの好みがハッキリしているときには
あなたは悩まずに決断することができます。
ということは、
あなたの好みさえハッキリすれば、
あなたは悩まなくなる、ということです。
「真面目でなければいけない」
「協調性がなければいけない」
「いい人でいなければいけない」
「努力し続けなければいけない」
「貢献しなければいけない」
「愛を与えなければいけない」
〇〇しなければいけない、というのは
それが正解で、その他の選択肢は無い、ということです。
つまり「そうするのが正解だ」という意味です。
今日はそこまで詳しくは書きませんが、
正解は無い、と思いながらも、
しなければいけないことをしようとする。
そこに悩みが発生するメカニズムがあります。
あなたが思い込んでしまっている、
「〇〇しなければいけない」の裏には、
必ずあなたの《正解を探そうとする》
「間違えたくない」という気持ちが隠れています。
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