受け止め方を変えることが大切なんじゃない。
受け止め方を変えられないことがダメなんじゃない。
受け止め方を変えようとしても、変えられないのは、
今のあなたの心にとって、
その受け止め方が自然だから。
「受け止め方を変えよう！」と言われて、
頭で考えて変えたつもりになったとしても、
頭で心を変えられる人なんていない。
頭では分かっていても、
心がついてこないことくらい、
あなたはとっくに気がついているはずだ。
そんなふうに受け止めてしまったものは、
もう起きてしまった過去のこと。
過去は変えられない。
そんなふうに受け止めてしまったことは、
それはそれでしかたがないこと。
雨が降ったり、風が吹いたのと同じこと。
だからそんなことで悩む必要なんてない。
起きてしまったことは、
無かったことにできないこと。
そのことが気になってしまうのも、
それもまた、しかたがないこと。
気になってしまうこと自体に、
良いも悪いもない。
天気に善悪や良し悪しが無いように。
《変えられない過去の出来事を
いつまでも気にしてしまう自分》を
「それじゃダメだ」とジャッジしてしまうことが
悩みになっている原因。
そんなことよりも、
「その出来事をどんなふうに受け止める自分になりたいのか」
「その出来事をどんなふうに受け止めたいのか」
「もしもそんなふうに受け止められたら、どんな感じがするのか」
「そんなふうに受け止められる自分は、どんな自分なのか」
「その自分になれたらどんな感じがするのか」
そんな未来のイメージをし続けることこそが、
あなたを変える一番の近道。
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