ガルシアです。
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今日は、前回お伝えしたふたつの項目のうち、
《1.わたしたちのWANTSはMUSTに隠されてしまっている》
ということについて、お伝えします。
「やらなきゃ!」と思ってしまうことは、
楽しいことではありません。
「やらなきゃ!」と思うと、かえって面倒になったりします。
いくらWANTSがMUSTに隠されている、と言われても、
「やらなきゃいけないこと」が、
WANTSだとはとうてい思えません。
それが正直なところだと思います。
「夏休みの宿題」という
あなたにとっての「やらなければいけない事」があるとします。
いや、あえて誰にでも分かりやすい例にしています。
僕だけじゃなかったと思いたいので・・
夏休みの宿題が大好きで、楽しみで楽しみでしかたがなかった方は、
なにか別のものをイメージしてください。。(-_-;)
子どものころのわたしたちにとって「夏休みの宿題」は
まちがいなく「やらなければいけない事」です。
(ということにしておいてください。。)
これのどこにWANTSが隠れているか、というと、
「夏休みの宿題を期限に間に合うようにちゃんと提出する自分」
ここにあなたのWANTSが隠れています。
それこそが「なりたいあなた」です。
だから、最初からそのWANTSが見えていれば、
そしてその自分をハッキリと自覚していれば、
「やらなきゃ!」とは思わずに済んだかもしれないのです。
やりたくなくなったり、後回しにしたり。
面倒くさいと思ってしまったのはMUSTがあったからですが、
その話は次々回で詳しくお話します。
話をもどします。
「どんなことをしても期限に間に合わせたい自分」
これがあなたの「なりたい自分」なのです。
ちなみに「なりたくない自分」は
「宿題をやらずに先生に怒られる自分」です。
MUST=「やらなきゃ!」は、
あなたの「行動(DO)」に対してあなたが思っていることですが、
WANTSは「なりたい自分(Be)=出している結果」に対して、です。
やりたい、という行動に対するWANTSではありません。
あくまでも《なりたい自分》なのです。
だから「どうしても怒られたくない!!」
だったら宿題をやっていくでしょうし、
「別に怒られても構わない」と思っていれば、
宿題はやらない、ということです。
その自分に「絶対になりたくない」のか、
「別になっても構わない」と思っているのか。
宿題をやっていくかいかないか、は
あなたのWANTSの強さ次第、ということになります。
「買い物に行かなきゃ!」
これも、別に行っても行かなくてもどちらでもいいのですが、
「夕飯が食べられない」
「外食だと高くつく」
「だんなに怒られる」
「お腹がすく」
「子どもがかわいそう」
などなど、ありとあらゆる「なりたくない自分」があって、
その自分になりたくないからこそ、
あなたはその行動をとろうとしている、ということです。
帰る間際に部長から残業を頼まれた。
これも断ってもいいのですが、
断るとあとが面倒(←これはイメージです)
昇進に響く、
有給申請の時に嫌な顔をされるかもしれない、
などなど、あなたにとってのすべてのメリットとデメリットを秤にかけて、
「どちらの自分になりたいのか」という基準で
「残業をする自分」をあなたがあなたの意思で選んでいるのです。
しかたなく残業しているのではなく、
「やらなければいけない」から残業しているのでもなく、
あなたの意思でそれを選択したのです。
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
だから、いっさいの例外無く、
あなたはこれまでも「絶対になりたくない自分」を選ばずに、
「なりたい自分」のほうを、人生で選んできたのです。
「MUSTが無くなると、好きな方を選べるようになります 」
なのではなく、
これまでの人生でも「なりたい自分」の方しか
選んでこなかった、ということなのです。
だから、これまでのあなたの人生で
本当の意味で「しかたなく嫌々やった」ことなど、
じつはひとつも無かった、ということになります。
もちろんそこに「良し悪し」も
「正しいか間違っているか」もありません。
このあたりに関しては
明日、もう少し補足します。
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