ガルシアです。
少し前に「悩みは未来からしかやってこない」という記事を書きました。
僕らは一人で悩むときも、
誰かに悩みを打ち明けるときも、
「今、～～こういうことで困ってるんだよ」
「最近～～で悩んでるんだ」という言い方をします。
今起きている現状で悩んでいるのだ、と。
話しているほうも、
相談されているほうも、
そういう認識で話をします。
でも上のブログにも書いたように、
僕らは現状に悩んでいるわけでも、
過去に起きていることに悩んでいるわけでも無いのです。
どう考えても、そこに悩んでいるとしか思えない、とは思いますが。
僕らは出来事が起きたときに、
そこから必ずイメージをします。
そして「簡単には解決しなさそうだな」と
イメージしてしまうと、
それが悩みになってしまいます。
「ということは将来もそのことに悩まされるのだな」
と無意識にイメージしている、ということです。
もしなにかの問題が起きたとしても、
それを過去に解決したことがあって、
スグに解決できる目処が立つのなら、
それは悩みにはなりません。
「ということは将来はそのことに悩まされていないな」
と無意識にイメージしているわけです。
過去に起きたどんなトラウマも、
あなたを悩ませたりは出来ないのです。
そのトラウマが原因となり、
「ということはそのことで悩まされる未来がこの先も続くに違いない」
という未来へのイメージがあるからこそ、
あなたは悩んでしまうのです。
未来に対してどんなイメージをしているのか。
そのイメージに対してあなたはどんな感情を持ってしまうのか。
あなたの悩みは未来のイメージからしか
やってこないのです。
ということは未来のイメージに対して、
無意識のうちに「確信」を持っている、ということです。
「明日もこの件で悩むかどうか分からない」のであれば、
それはあなたの悩みにはなりません。
「明日もきっとこの件は私を悩ませるに違いない」
というゆるぎない確信に満ちた自信があればこそ、
の悩みなのです。
あなたが悩んでしまうのは、
あなたが自分の未来に対して、
「このことを何度も思い出して不安になるに違いない」
という確信に満ちた自信があるからです。
そういう自信が無ければ悩めないのです。
あなたの状況があなたを悩ませているのではなく、
周りの環境があなたを悩ませているのでもなく、
過去のトラウマや現状があなたを苦しめているのでもなく、
「未来に対する確信を持ったイメージ」こそが
あなたを悩ませているのです。
犯人は未来にいるのに、
過去に手を出しても原因は解決しないのです。
あなたがそれを今でも思い出して苦しんでいたり、
現状に悩んでいる（気がしている）のだとしても、
そのこと自体に「良い」も「悪い」も無いのです。
イメージを切り替えようとしたり、
無理やりポジティブなイメージをしようとしたり。
そういうことが余計に「問題意識」をこじらせるのです。
未来へのイメージがもしも変わったならどんな感じがするのか。
現状を踏まえた上で、
あなたはどうなりたいのか。
そうなったとしたらどんな感じがするのか。
そこにすべての基本と真実があるのです。
長くなりそうなので、今日はこの辺で。。
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